僕にギターのカッコよさを教えてくれたのがストーンズだった。僕にブルーズの素晴らしさを教えてくれたのもストーンズだった。
そんな彼らが今も活動していて、素晴らしい作品を出してくれて、最高のライブを見せてくれる。ああ、幸せ。
スコセッシが監督だとかってことは割合どうでもいいことで、いやまあそりゃあ流石だなあと思う場面は何度もあったけど、そんなことどうでもよくなるぐらいこのオヤジたちがかっこよすぎるんだ。
ミックは最高にセクシーだった、キースは最高にロックンロールスターだった。ロンは最高にクールだった。そしてチャーリーは…「喋った!」
ゲストも素晴らしかったな。我らがバディ・ガイ御代が素敵なのは言うまでもないんだけど、クリスティーナアギレラ。凄くよかったなあ。一気にステージがグラマラスになったもんな。ああいうのがスターのオーラって言うのでしょう。
彼らが長く一線で活躍できるその理由。マネジメント面含めた役割分担とかまあ色々あるんでしょうけど何と言ってもやっぱりこれなんでしょうね、ライブ。
僕はロックが好きだし、ナードなものなんか特にそうだけど、それ以上に、やはりロックンロールが好きだなと改めて。
終わった後のロビーで。
小学生くらいの子と母親が興奮気味に話していた。
還暦と見える夫婦がいい表情で視線を交わしていた。
女子高生と思しき若人達はキャアキャアと。
彼氏は彼女にうんちくを(思い出すたびに2人の行く末を案じている)。
そういうのを含めて、一つの作品、だったんじゃないかな。
帰路についた僕は、入れ替えの時にだあーっと出てきたお客さんと同じ表情になっていたと思う。